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グロービートジャパン株式会社(らあめん花月)の背後に蠢く影

☆★☆New!  2007年4月12日更新!公判日程がようやく決まりました!☆★☆
【黒須英治】グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の公判のご案内【中杉弘】

2007年5月25日 午後3時半~4時半 東京地方裁判所428号法廷
           書証の関係や更新手続きなどの手続き
2007年6月18日 午後1時半~5時  同428号法廷
           黒須英治(中杉弘)に対する証人尋問 
2007年6月19日 午後1時半~5時  同428号法廷
           黒須英治(中杉弘)に対する証人尋問
☆★☆New!  2007年4月12日更新!公判日程がようやく決まりました!☆★☆


日本平和神軍事件における争点を極々簡単に纏めると、

グロービートジャパン株式会社(らあめん花月)日本平和神軍画像)の関係ということになるかと思います。

第3回公判(2005年10月31日 13:30-16:30)においては、グロービートジャパン株式会社の代表取締役社長である北条晋一(本名 黒須伸一氏)の証人尋問が行われ、その証言により、

グロービートジャパン株式会社の株式の51%を保有しているオーナーが、北条晋一(本名 黒須伸一氏)の父親である中杉弘氏(本名 黒須英治氏)であることが明らかになりました。

中杉弘氏(本名 黒須英治氏)のご活躍ぶりについては、拙ブログを読んで頂ければと思います。

2005年11月25日に予定されていた第4回公判においては、グロービートジャパン株式会社の代表取締役社長である北条晋一(本名 黒須伸一氏)の証人尋問が引き続いて行われる筈でしたが、何者かによる卑劣な司法妨害行為により中止となってしまいました。

事件の詳細については、日本平和神軍関係者?による紀藤への攻撃11月25日、東京地裁で(プチ)テロ発生を参照して頂きたいのですが、このような事件が起きること自体、グロービートジャパン株式会社(らあめん花月)日本平和神軍画像)の間に触れられたくない関係があることを明らかにしているのではないでしょうか?

New! 2007.1.30 追加!
(拙ブログの関連過去ログ → お手数ですが、リンクを辿って下さい)

 【宣伝】【AERA】【文藝春秋】Google八分について【日本平和神軍】【グロービートジャパン】
 グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の公判レポート
 グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の公判の傍聴をお願いします
 グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の公判期日のご案内
 グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の期日のご報告
 イオンド大学の学位商法
 グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の期日について


関連リンク

英治さん、「迷惑です」 (平和神軍ネタ) New!
平和神軍観察会
Yahoo!の株主総会に行って、グロービートジャパンのことを質問してみました
グロービートジャパン会長の異常な言動

はてなブックマーク - グロービートジャパン
グロービートジャパン・平和神軍観察会事件
平和神軍観察会vsグロービートジャパンの裁判記録

グロービート報ジャパン - 悪徳商法?マニアックス - livedoor Wiki ...
平和神軍・グロービートジャパン裁判は、大荒れ - 悪の最新情報
■グロービートジャパンと平和神軍観察会の裁判、第8回その1
■オーマイニュースに、グロービートジャパン・平和神軍事件の記事を投稿しました
反社会的集団とグロービートジャパン(ラーメン花月)の蜜月関係
■グーグルとは何か 第3回 ~google八分の酷い現実~
悪徳商法ポータル - グロービートジャパン

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【続】イオンド大学の学位商法

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イオンド大学創立者である黒須英治(中杉弘)氏の証人尋問が行われます。
【黒須英治】グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の公判のご案内【中杉弘】

2007年5月25日 午後3時半~4時半 東京地方裁判所428号法廷
           書証の関係や更新手続きなどの手続き
2007年6月18日 午後1時半~5時  同428号法廷
           黒須英治(中杉弘)に対する証人尋問 
2007年6月19日 午後1時半~5時  同428号法廷
           黒須英治(中杉弘)に対する証人尋問
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メシマコブも違法広告=出版社役員ら4人逮捕-中心人物の社長ら送検へ・警視庁

 医薬品でないアガリクス食品を「末期がんに効く」と宣伝した書籍を「史輝出版」(東京都港区)が発行していた事件で、警視庁生活環境課は16日、キノコの一種メシマコブも同様に宣伝したとして、薬事法違反容疑で、同社関連出版社「ライブ出版」(港区)社長木村真木(49)=東京都町田市金井町=や健康食品販売会社「プレーン」(中央区)代表取締役平野公美子(31)=渋谷区東=ら4容疑者を逮捕した。
 また、違法広告事件の中心人物で入院中の瀬川博美史輝出版社長(52)や、書籍を監修した甲府市の佐野鎌太郎医師(69)ら7人も近く同容疑で書類送検する。 (時事通信)

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書籍の監修者である佐野鎌太郎医師は、ガン専門の西新宿クリニックの名誉院長であり、イオンド大学の名誉博士号もお持ちであり、かつて黒須英治氏が代表取締役をしており、その著書を数多く出版し、さらには、花月食品(現 グロービートジャパン)の内装工事まで請け負っていた株式会社日経企画から「ガンに勝った尿療法─ガンからの生還100人の記録」というご著書も出しておられます。

さらに、ニューヨーク州から正式な大学と認められていない国際学士院大学(International Academy of Education)の副総長にも就任されているようです。

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【続々】【平成の表現狩り】検証サイト問題

今回の絶版騒動のきっかけになった、

飛鳥部勝則氏「誰のための綾織」における、三原順氏「はみだしっ子」との類似点比較

の問題点は、「誰のための綾織」と「はみだしっ子」の間の表現が同一あるいは類似しているかどうかを比較するにとどまり、同一あるいは類似している箇所について「はみだしっ子」の表現の創作性(思想感情が個性的に表現されているか?)について見当をしていない点です。

「はみだしっ子」の表現に創作性がないというと、ファンの方は怒るかもしれませんが、作品全体として創作性が認められる場合でも、作品を構成する個々の文章を見た場合には創作性が認められないということはよくあります。
このことは、著作権法のイロハに属することです。

著作権法の教科書的に取り上げられる典型的な事例としては、川端康成の「雪国」の有名な冒頭文、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」を挙げることが出来ます。この文章には創作性が認められません。何故ならば、この文章は、「国境の長いトンネルを出たら雪国であった」というアイデアが与えられていた場合、これを文章化するまえの表現としては誰でも思いつく平凡あるいはありふれた表現だからです。創作性を認めるということは、後の人が同一の表現を自由に使用できなくなることを意味し、我々の表現活動の幅を著しく狭めてしまいます。安易に創作性を認めることが出来ないのは当然です。
したがって、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」というフレーズを無断で使用しても何の問題もない訳ですが、このことは、「雪国」という小説に創作性が認められないということを意味しません。

以上を前提に、

飛鳥部勝則氏「誰のための綾織」における、三原順氏「はみだしっ子」との類似点比較

において問題とされている表現について、「お葬式と喜劇」を例にとって検討してみると、「同一部分」とされている表現を見ると、

「大人達は」「葬式の準備に忙しくて」「連れ出し」「とても楽し」「最後はハッピーエンド」「気分のまま」「人々の顔色にも気づかず」

などなど、いずれも日常的に使われている極々ありふれた言葉であり、とても創作性があると認めることは出来ませんし、「類似部分」と称する箇所を見ても、

「誰かがボクを芝居に」「観劇は初めての事だった」「面しろくて」「笑って」「おじいちゃんの家へ戻ったんだ」「おばあちゃんがボクに」

などなど、やはり、いずれも日常的に使われている極々ありふれた言葉であり、とても創作性があると認めることは出来ません。

結論から言うと、どうみても、「場面によっては、プロット、文体が似ているところもある」という以上の類似点を見出すことは出来ませんし、当然、著作権上も何ら問題はありません。この程度の類似を問題にするのであれば、この世に存在するありとあらゆる作品は、先行する作品の「パクリ」ないし「盗作」と言わざるを得なくなるのではないでしょうか。

飛鳥部勝則氏「誰のための綾織」における、三原順氏「はみだしっ子」との類似点比較

というサイトは、著作権、表現行為ということについて十分に調べることなく、飛鳥部勝則さんの著作について「パクリ」と決め付けた上で、「誰のための綾織」という作品について絶版・回収騒ぎを引き起こし、世間の人々が「誰のための綾織」という作品を読む機会を奪うきっかけになったのですから、その姿勢と責任が厳しく非難されるのは当然であると思います。

註① 私は「はみだしっ子」という作品を「まんだらけ」にて購入して読んでいます。

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【続】【平成の表現狩り】検証サイト問題

検証サイト問題を考えるに際しての私の立場

① 作品について検証し、公表する行為自体は表現の自由により保障される表現活動です。
   山口貴士は検証行為そのものを否定する立場ではありません
   しかしながら、検証行為を行う以上、表現行為そのもの、並びに、著作権に関する十分な知識が必要です。
   表現の自由は最大限度に尊重されるべきですが、それでも、作家の名誉権や出版の自由に影響を及ぼしかねない以上、表現の自由 vs 名誉権  表現の自由 vs 出版の自由 などの場面において、表現の自由と対立する権利の間の調整が必要なことも当然です。不十分な根拠と知識に基づいて検証を行い、ある作品を「パクリ」、「盗作」呼ばわりし、その結果として、重大な損害を及ぼした場合には、名誉毀損行為あるいは業務妨害行為としてその責任を問われることは当然です
これに対し、例えば、実在の児童を被写体としない「児童ポルノ」の場合には、「絵」を規制することと児童の人権という対立する権利を保護することとの間に、そもそも、結びつきがなく、規制自体が不合理と言わざるを得ません。
   実際に、「被害者」が発生しうる検証サイトの場合、無制限な検証行為が認められるということは出来ないと思います。

② 憲法が表現の自由を保障している以上、発表された表現物は誰でも自由に利用してもよいのが法の大原則です。著作権はあくまでも例外的な制約事由にしか過ぎず、著作権に抵触しないよう先人の著作を利用する行為は原則的に法的な問題はないものと考えます。
  例えば、アイデアの利用です。アイデアは著作権法では保護されませんので、他人のアイデアを使用することは自由です。アイデアまで保護してしまうと、表現の自由に対する過度の制約になりかねないので、著作権法はアイデアを保護の対象から外しています。他に、著作権上保護されないものとしては、「文体」があげられます。

③ 表現の歴史は「パクリ」、すなわち、模倣や真似に代表される先人の作品の利用の歴史であることを忘れてはならないし、先人や先人の作品から影響を受けない表現者は存在しないということを踏まえた議論がなされるべきです。「俺のアイデア!」、「大好きな**先生の作品!」に代表される表現者あるいはファンの既得権意識ないし独占意識は自由な表現活動を阻害すると考えます。
  したがって、著作権に抵触しない形で先人の著作をうまく利用するのは、表現者の「技」であり、原則的に、倫理的、道徳的にも問題はないというべきであり、著作権を侵害しない作品について「パクリ」、「盗作」呼ばわりする姿勢には疑問を感じます。

④ 模倣行為や真似などの著作物の利用行為に対する姿勢は表現者ごとに異なります。基本的には、表現者本人の姿勢を尊重すべきであると考えます。
 
以上が山口の基本的なスタンスです。

【続々】【平成の表現狩り】検証サイト問題 を鋭意準備中です。今しばらくお待ち下さい。

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イオンド大学の学位商法

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イオンド大学創立者である黒須英治(中杉弘)氏の証人尋問が行われます。
【黒須英治】グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の公判のご案内【中杉弘】

2007年5月25日 午後3時半~4時半 東京地方裁判所428号法廷
           書証の関係や更新手続きなどの手続き
2007年6月18日 午後1時半~5時  同428号法廷
           黒須英治(中杉弘)に対する証人尋問 
2007年6月19日 午後1時半~5時  同428号法廷
           黒須英治(中杉弘)に対する証人尋問
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ニンニクげんこつラーメンでおなじみの、グロービート・ジャパン株式会社。その株式の51%を保有するオーナー中杉弘氏(本名 黒須英治氏-北条晋一社長の父親)には、「教育業者」としての側面があります・・・。

「教育者」ではなく「教育業者」?そうです、黒須英治氏は、イオンド大学IOND大学)というディプロマ・ミルを創立しているのです。
ディプロマ・ミルとは、英語のDiploma Mill(Degree Millともいいます)を語源とする言葉であり、日本語で直訳すると「学位製造所」となりますが、学位商法と訳して差し支えないと思います。

イオンド大学IOND大学)は、校歌、愛唱歌まであるのですが、文部科学省の認可を受けた学校法人ではなくただの株式会社()なので、その学位は日本では正式なものとは認められません。
イオンド大学IOND大学)から授与された修士号、博士号を使用していた場合には、称号詐称の罪(軽犯罪法第1条15項)で処罰される可能性すらあります

アメリカ合衆国教育省の公認学校検索ページを使ってイオンド大学IOND大学)のことを検索すると該当する学校がないことが判明します。イオンド大学(IOND大学)の学位はアメリカでも通用しないのです。
例えば、ミシガン州では、イオンド大学イオンド大学)の学位を持っていても、公務員となり、あるいは、昇進するための役には立ちませんし、それどころか、静岡県立大学教授の小島茂教授によると、非認定大学の学位利用は幾つかの州において違法とされ、中には懲役刑を科される州もあるようです

イオンド大学の教育理念には、色々とご立派なことが書いてありますが、完全歩合制で学位の名誉推薦委員という名のセールスマンを募集していたり、自らの販売する健康食品の権威付けに「大学の権威」を利用しているところを見ると、その真意は金儲けにあると判断せざるを得ません。

あと、どうやら楽天にも出店しているようです。ますます金儲けのにおいがします。

ちなみに、グロービートジャパンの代表取締役副社長である靏見嘉弘(鶴見嘉弘 黒須英治氏の娘婿)もかつて教授陣名前を連ねており、最終学歴の欄を見れば、非公認大学であるサミット大学(SUL Summit University of Louisiana)の発行したMBA(経営学修士号)をお持ちであることが分かります。

靏見嘉弘氏(鶴見嘉弘氏)は、確かグロービートジャパンのアメリカ法人の代表者もされていた筈ですが、同氏が非公認大学の学位を使用して不幸な目にあわないよう人事ながら心配でなりません・・・。

New! 2007.02.02 追加!

文部科学省もディプロマ・ミル問題の解決に向けて重い腰を動かし始めたようです。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓
「ディプロマ(ディグリー)・ミル」問題について

黒須英治氏(中杉弘氏)ご自身は、イオンド大学の学位が通用しないこともあることを認めています(録音有り!)

(参考条文)
軽犯罪法
第一条  左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。
十五  官公職、位階勲等、学位その他法令により定められた称号若しくは外国における これらに準ずるものを詐称し、又は資格がないのにかかわらず、法令により定めら れた制服若しくは勲章、記章その他の標章若しくはこれらに似せて作つた物を用いた者

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【平成の表現狩り】検証サイト問題

<原書房>漫画と類似表現、小説絶版に

 原書房(本社・東京都新宿区)が今年出版した飛鳥部勝則さんの小説「誰のための綾織(あやおり)」の中に、三原順さんの漫画「はみだしっ子」(白泉社)と類似した表現が複数個所あり、「誰のための綾織」の絶版と在庫の回収を決めたことが、8日わかった。同社がホームページに報告とおわびを掲載した。類似個所は十数カ所あるという。
 同社に9月、「類似した表現がみられる」と匿名のメールが寄せられ、調査していた。飛鳥部さんは「膨大な素材カードの一部に問題の表現とおぼしき文章が紛れた」とホームページでコメントし、陳謝している。(毎日新聞-
11月8日19時37分更新)

今回の絶版騒動のきっかけになった、
飛鳥部勝則氏「誰のための綾織」における、三原順氏「はみだしっ子」との類似点比較
をざっと見ました。
随分と偉そうに「amazon等ではまだ扱っているようですし、出庫済のものについては影響の及ばない処置ということで若干思うところもありますが、きちんと問題に対して判断を下し、出版社としての姿勢を示された原書房、また読者の声に耳を傾けてくださった担当者様に、問い合わせさせていただいた一人として心より感謝申し上げます。ありがとうございました。」と書いてはいますが、私が見たところ、特に著作権的に見て問題となるような類似性があるとは思えませんし、このサイトのように、表現をどんどんブツ切りにしていけば、類似の表現は幾らでも見つけることが出来るのではないでしょうか?

このサイトの作者が何をしたいのかよく分かりませんが、自らの行為が表現行為を萎縮させ、表現文化の圧殺の一端を担っているということはよく自覚して頂きたいと思いますし、サイトの作者には、「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉を捧げておきます。

創作行為と先人の著作物の利用については、私が以前所属していた虎ノ門総合法律事務所の所長である北村行夫弁護士の言葉が正鵠を射ていると思いますので、紹介をさせて頂きます。

 人間は、過去からのみ学びます。目の前にある現実もまたこの蓄積です。創作行為においても、他人の著作物を含む、既存のさまざまな情報を一端頭の中に取り入れ、さまざまな形で多かれ少なかれその影響を受けながら、新たなものを生み出している、これが人間の日常的な知的活動のあり方だという事実です。・・・(中略)・・・そうではなく、創作というのは、自分を取り巻く自然やその他の外界のものを五感を通して自己の内に取り入れ、自分の主体性によって消化することを不可欠にしているということです。・・・(中略)・・・他人の著作物も、また、そのような情報の一つとして客観的に存在しています。そのような先人の労苦を、自己の持つ感情や思想に照らしながら、あるいは肯定的に、あるいは否定的に、自己の主体性というフィルターにかけて承継することを本質として創作が行われているということです。著作権制度の根本にある創作というものは、決して無から有を生むことを意味しているのではないことをいま一度思い起こしておくべきだと思うのです。「クリエイター・編集者のための引用ハンドブック」(太田出版)より

追記①憲法21条が表現の自由を保障している以上、「原則は自由」です。著作権法その他の法令に違反しない限りは、創作活動に制約を加えるべきではないというのが私の立場です。
    出版社や作者もこのような検証サイトに安易に屈するのではなく、はっきりと、言い分を主張して欲しかったと思います。

追記②「※当ページは報道・批評・研究目的の引用を保護する著作権法第32条に基づき、上記の比較・検証のために必要な部分の引用を行うものであり、関係各位の著作権を侵害するものではありません。」
とありますが、一般的に十分な根拠と正確な法律知識に基づかない、検証サイトの開設行為は、作者ないし出版社に対する名誉毀損ないし業務妨害行為になりうることもまた、知っておいて欲しいと思います。

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【追悼】本田美奈子さん死去

本日の午前4時38分ころ、歌手の本田美奈子さんが急性骨髄性白血病でお亡くなりになられました

日本語詞によるクラシック曲を歌ったアルバム「AVE MARIA」を聞いて以来のファンで、ファン歴は短いのですが、とっても残念です。

ご冥福をお祈り申し上げます。

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グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の期日について

私が所属事務所の所長である紀藤正樹弁護士らと一緒に弁護を担当している事件の傍聴のご案内です。

事件の概要については、日本平和神軍観察会をご参照下さい。

次回の第四回公判は11月25日(金)午後1:30から、東京地方裁判所522号法廷にて行われます。

次回も、グロービートジャパン株式会社の代表取締役社長である北条晋一氏(本名 黒須伸一氏)に対する反対尋問が継続して行われる予定です。

北条晋一氏(本名 黒須伸一氏)は、グロービートジャパン株式会社51%の株式を保有する中杉弘氏(本名 黒須英治氏)の長男です。中杉弘氏(本名 黒須英治氏)は、自ら仏陀を名乗るだけでもなく、日本平和神軍総督を務め、宗教法人宝榮山妙法寺の代表役員を務めるなど、各方面でご活躍されている人物です

表現の自由に関心のある方は勿論、生で検察側と弁護側が対峙する本格的な証人尋問を見たい方は是非お越し下さい。

なお、第5回以降の公判期日は以下の通りです。
使用法廷の変更
(変更前)522号法廷
(変更後)426号法廷(警備法廷です。傍聴人は荷物検査を受けます。)

第5回公判:2005年12月20日(火)午後1:30から
第6回公判:2006年1月27日(金)午後1:30から
第7回公判:変更になりました!
  (変更前)2006年2月22日(水)午後1:30から
  (変更後)2006年2月27日(月)午後1:30から

第8回公判:2006年3月22日(水)午後1:30から

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【死刑問題】さすが弁護士出身の法務大臣は違う!

死刑に重ねて否定的見解 杉浦法相、廃止論に波紋

 杉浦正健法相は1日の閣議後の会見で、死刑の執行命令に署名しないと明言、直後に発言を撤回した前日の会見の真意について「他人の命を奪うということは、理由を問わず『許すべからざることだ』という気持ちが根底にある」と述べた。
 「自分の哲学」とした上での発言だが、現職法相が死刑制度に否定的な見解をあらためて示したことは廃止論議に波紋を広げそうだ。
 今後の対応をめぐっては「法の執行にあたってはあらゆる要素を加味して、厳正に対処しなければいけない。個人の心情で動かされるべき問題じゃない」とする一方で「職務の執行に当たっては個々の事案、千差万別なので、そういうものを十分、大臣としての職責を検討した上で判断する」と、署名に慎重な姿勢もにじませた。
(共同通信) - 11月1日

 法務大臣の姿勢を全面的に支持します。
 私は日弁連死刑執行停止法制定等提言・決議実現委員会の事務局次長という立場にありますが、同委員会では、一方的に死刑廃止論に組する立場からではなく、現行の刑事司法制度、死刑制度について議論を行うための大前提として、死刑の執行を一定期間停止した上で、国民的な議論を行うべきであるという立場から、活動をしてきました。
 なお、このような立場に対する典型的な批判に対する回答を以下に用意しました。 
 <死刑制度が存在する以上、法務大臣は、粛々として死刑執行命令を出すべき
という立場に対する回答です。

(FAQ)法務大臣が死刑を執行しないことは、「法務大臣が刑事訴訟法を守らない」と宣言するに等しいのではないか。

(回答)1998年には国連人権(自由権)規約委員会から日本政府に対して、日本の死刑制度の運用が規約に違反するとの勧告がなされています。国連自由権規約はわが国が批准した条約であり、法律に優位する国内法的効力を持ちます(※)。すなわち、現在の日本における死刑の執行は、国際法に違反する違法の疑いが極めて強く、法を誠実に執行する義務を負う法務大臣としては、死刑執行は差し控える義務があると考えます

(※)法律と条約の関係について
   我が国の憲法には、我が国が締結した条約と法律との関係についての明文の規定はありませんが、条約が法律に優位するものと考えられています。
   我が国の憲法第98条第2項は、「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする」と規定しており、我が国が締結し、公布された条約等は国内法としての効力を持つ。 なお、条約の規定を直接適用し得るか否かについては、当該規定の目的、内容及び文言等を勘案し、具体的場合に応じて判断すべきものとされています。

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