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【平成の表現狩り】検証サイト問題

<原書房>漫画と類似表現、小説絶版に

 原書房(本社・東京都新宿区)が今年出版した飛鳥部勝則さんの小説「誰のための綾織(あやおり)」の中に、三原順さんの漫画「はみだしっ子」(白泉社)と類似した表現が複数個所あり、「誰のための綾織」の絶版と在庫の回収を決めたことが、8日わかった。同社がホームページに報告とおわびを掲載した。類似個所は十数カ所あるという。
 同社に9月、「類似した表現がみられる」と匿名のメールが寄せられ、調査していた。飛鳥部さんは「膨大な素材カードの一部に問題の表現とおぼしき文章が紛れた」とホームページでコメントし、陳謝している。(毎日新聞-
11月8日19時37分更新)

今回の絶版騒動のきっかけになった、
飛鳥部勝則氏「誰のための綾織」における、三原順氏「はみだしっ子」との類似点比較
をざっと見ました。
随分と偉そうに「amazon等ではまだ扱っているようですし、出庫済のものについては影響の及ばない処置ということで若干思うところもありますが、きちんと問題に対して判断を下し、出版社としての姿勢を示された原書房、また読者の声に耳を傾けてくださった担当者様に、問い合わせさせていただいた一人として心より感謝申し上げます。ありがとうございました。」と書いてはいますが、私が見たところ、特に著作権的に見て問題となるような類似性があるとは思えませんし、このサイトのように、表現をどんどんブツ切りにしていけば、類似の表現は幾らでも見つけることが出来るのではないでしょうか?

このサイトの作者が何をしたいのかよく分かりませんが、自らの行為が表現行為を萎縮させ、表現文化の圧殺の一端を担っているということはよく自覚して頂きたいと思いますし、サイトの作者には、「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉を捧げておきます。

創作行為と先人の著作物の利用については、私が以前所属していた虎ノ門総合法律事務所の所長である北村行夫弁護士の言葉が正鵠を射ていると思いますので、紹介をさせて頂きます。

 人間は、過去からのみ学びます。目の前にある現実もまたこの蓄積です。創作行為においても、他人の著作物を含む、既存のさまざまな情報を一端頭の中に取り入れ、さまざまな形で多かれ少なかれその影響を受けながら、新たなものを生み出している、これが人間の日常的な知的活動のあり方だという事実です。・・・(中略)・・・そうではなく、創作というのは、自分を取り巻く自然やその他の外界のものを五感を通して自己の内に取り入れ、自分の主体性によって消化することを不可欠にしているということです。・・・(中略)・・・他人の著作物も、また、そのような情報の一つとして客観的に存在しています。そのような先人の労苦を、自己の持つ感情や思想に照らしながら、あるいは肯定的に、あるいは否定的に、自己の主体性というフィルターにかけて承継することを本質として創作が行われているということです。著作権制度の根本にある創作というものは、決して無から有を生むことを意味しているのではないことをいま一度思い起こしておくべきだと思うのです。「クリエイター・編集者のための引用ハンドブック」(太田出版)より

追記①憲法21条が表現の自由を保障している以上、「原則は自由」です。著作権法その他の法令に違反しない限りは、創作活動に制約を加えるべきではないというのが私の立場です。
    出版社や作者もこのような検証サイトに安易に屈するのではなく、はっきりと、言い分を主張して欲しかったと思います。

追記②「※当ページは報道・批評・研究目的の引用を保護する著作権法第32条に基づき、上記の比較・検証のために必要な部分の引用を行うものであり、関係各位の著作権を侵害するものではありません。」
とありますが、一般的に十分な根拠と正確な法律知識に基づかない、検証サイトの開設行為は、作者ないし出版社に対する名誉毀損ないし業務妨害行為になりうることもまた、知っておいて欲しいと思います。

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Comments

>随分と偉そうに

というご自分が一番偉そうですね。
まあ、実際偉いんでしょうけど、こういうモノの言い方は「ド素人の分際で」という意識が見え隠れして非常に感じ悪いですね。

Posted by: Anony | November 10, 2005 at 11:27 PM

今回の件は、言い掛かりでも何でもなく、明白なパクりだとサイトで証明されてるから糾弾されて当然だと思うのですが。
しかも権力による発禁などではなく、作家や出版社が自主的に回収したのだから何の問題もないでしょう。
それが児童ポルノ禁止法反対運動をはじめとした、創作物の規制からそれらの権利を守る活動でさんざん代表者として名を連ねてきたあなたの意見だというのでしょうか?

作家が絵だけでなくネームを考えるのにどのくらいの労力を割いているかも知りもしないから、そんな事が言えるのでしょうね。被害者の立場ではなく、実質的加害者である作家と出版社を擁護するその姿勢に正直呆れ、失望しました。

Posted by: 正直、失望しました | November 11, 2005 at 02:21 PM

・オリジナルとして販売されていたものが、パクリかパクリじゃないかの検証
・作者と出版社は書籍を購入した読者からそう指摘されたときに、どういった対応をするべきなのか

正直上記2点は別物の話だと思うのですが、
それを明確に区別して意見をおっしゃってる方はさほど多くはないようですね。
私は以前「ウエディング問題を考える会」に入会してましてそこで貴殿のお名前も拝見しましたが、この問題を消費者問題としてとらえた場合、貴殿の立場は真逆のものになってはいらっしゃいませんか?

・契約書が存在する取引において詐欺なのかそうではないのか
・詐欺だと指摘された場合に企業はどう対応するべきなのか

売買という契約が成立していること、その契約内容は妥当なものかどうか、その妥当性において企業はどう振る舞い、消費者は不利益を感じた場合にどう戦うべきなのか?

企業である出版社と作品を生み出した作者に「言い分を主張してほしい」とおっしゃるのはごもっともですし私もそれには同意ですが、その前に検証サイトの作成自体を非難されるのでしたらそれは貴殿の今までの活動となんら矛盾するところはないのですか?

上司であり消費者問題の権威である紀藤弁護士にもぜひご意見をお伺いしたいのですが。
こちらの日記が貴殿個人のものであればあえてそのような問合せはしませんが、この日記にはリンクの活動内容も明記してありますよね?貴殿の意見=リンクの意見というように捉えていいものかどうか図りかねている次第ですので、この点にお答えいただけたら幸いに存じます。

Posted by: さてはて | November 11, 2005 at 06:09 PM

コメントありがとうございます。
  
①この件については、ブログに続編を書き、私の立場をより詳しく説明する予定です。今しばらくお待ち下さい。それをお読みになってから改めてご意見を頂ければと思います。

②紀藤と山口は上司と部下という関係にはありません。山口は自分自身の責任と判断で、時には紀藤の意向に反して、行動しています。
 当然、このブログも山口個人の意見です。
 文句やご意見は山口までお願いします。

Posted by: 山口貴士 | November 11, 2005 at 08:04 PM

山口さんは検証サイトだけをみて判断ないしコメントされたと思います。

>①この件については、ブログに続編を書き、私の立場をより詳しく説明する予定です。今しばらくお待ち下さい

ということですが、少なくとも弁護士を名乗れられるからには、双方の書を読み比べるくらいの事をしてからスレッドを立ててもらいたかったというのが心情です。

新聞記事には載っていませんのでご存じないかと思いますが、三原順さんは今から10年も前に42歳という若さでご病気で夭逝されたということも、知っておいて下さい。
彼女の新作はもう読むことは出来ないのです。
そして、彼女の作品を愛してやまない人たちは、既刊本に散りばめられた珠玉の言葉たちをとても大事にしているという事も。

>このサイトの作者が何をしたいのかよく分かりませんが、自らの行為が表現行為を萎縮させ、表現文化の圧殺の一端を担っているということはよく自覚して頂きたいと思いますし、サイトの作者には、「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉を捧げておきます。

双方の書籍の読み比べをなさらずに、検証サイトだけでこのような攻撃的な文章を書かれたのだとしたら、大変残念に思います。

多くの三原ファンが今回の事件で、非常に悲しく、残念に思ったことは、一冊の本の中にコレだけ多くの文章を盗用したということは、間違いなく飛鳥部氏も三原順さんのファンだったはずだということだ、と思います。

10年前に鬼籍に入られた漫画家の、25年も前の作品です。
素材カードにしてもいいのです。自分が影響を受けた作家の言葉ですから。
ただ、文章をほんの少しの言い回しやシチュエーションを変えただけの、小手先で弄するような盗用と、影響を受けた作家の文章の引用は全く違います。

私は読まずに検証サイトの文だけで判断したく無かったので、この小説を読みました。
ミステリーが嫌いなので、最後まで読むのにえらく苦労しましたが…。
そして読んだ上で、はっきりと盗用だと判断しました。

これは作家というよりも、常識ある人間としてあるまじき行為です。
原書房も、オフィシャルサイトのコメントで「はみだしっ子を取り寄せ、検証した結果、多数の盗用があると判断した」と書いています。
編集部がそう判断し、飛鳥部氏との面談の結果で出した答えである以上、『平成の表現狩り』には当たらないと思いますが、いかがでしょうか?

Posted by: 更紗 | November 11, 2005 at 10:30 PM

もし三原先生がご健在で、この小説を盗用として提訴したいと相談されたら、山口先生はどうなさっていたのでしょう。やはり「これは盗用には当たらないから、協力はできません。」と断っておられたのでしょうね。

やるせないな。

Posted by: 優里 | November 12, 2005 at 02:36 PM

>優里さん

>もし三原先生がご健在で、この小説を盗用と
>して提訴したいと相談されたら、山口先生は
>どうなさっていたのでしょう。

法律上は問題ないと答え、依頼を断ります。
著作権侵害になるかどうかは、客観的に決まるものであり(※)、当事者の意思に左右されるものではありませんから。

著作権侵害にならないよう、うまく工夫をして先人の著作を利用することは、表現者の「技」です。

(※)親告罪=著作権侵害が成立することを前提に、刑事処罰を求めるかどうかを著作権者に決めさせる意味であり、著作権侵害になるかどうかを著作権者が決定できる訳ではありません。

Posted by: 山口貴士 | November 12, 2005 at 06:58 PM

はじめまして。
私も「はみだしっ子」をコミックスで読んだ世代ですので今回の件には非常に興味を持ち該当部分を「検証サイト」で見せていただきました。
確かに該当部分は「はみだしっ子」に影響されている....と言うより、(著作権侵害になるかどうかは私などではわかりませんが)表現の流用であるかのような感を受けたのは事実です。
ただ、一方で気にかかるのは、この検証サイトの作り方、と言うか、サイトの論調が非常に一方的にまるで高い立場から批判を行うものであるように感じられたことです。うがった見方かもしれませんが、このサイトはまるで、正しいものが一方的に悪い者を糾弾しているように見えてしまってなりません。なんと言いますか、「この私が悪事を暴いてやる」という雰囲気が私には感じられてしまいました。
物事を批判批評する時、ある立場に立ってこれを行うことは当然ですが、何といいますか、サイト製作者がまるで自らが高い立場であり、そこから物事を見て示唆しているような感を受けるこの検証サイトの雰囲気には、正直なところあまり良い印象は受けませんでした。
乱文にて失礼いたしました。

Posted by: Small-Picnic | November 12, 2005 at 08:19 PM

勉強になりました。
ありがとうございました。

Posted by: 優里 | November 13, 2005 at 01:08 AM

>一般的に十分な根拠と正確な法律知識に基づかない、検証サイトの開設行為は、作者ないし出版社に対する名誉毀損ないし業務妨害行為になりうることもまた、知っておいて欲しいと思います。

こういう書き方だと、あたかも、結果的に著作権侵害が司法の場で認められなかった場合、名誉毀損や業務妨害行為なるかのように誤読させてしまいませんか?

実際のところ、比較検証サイトに於ける引用文が実際は作品から引用しておらず虚偽だった…とか、これは犯罪である、などと断言していた…とかではなく、事実作品から引用して比較し、その類似性を検討している限りにおいては、十分な根拠に基づく批評行為であって、なんら問題がないことを法律家なら知っているでしょうに。

Posted by: MTB | November 13, 2005 at 11:46 AM

>MTBさん

>こういう書き方だと、あたかも、結果的に
>著作権侵害が司法の場で認められなか
>った場合、名誉毀損や業務妨害行為な
>るかのように誤読させてしまいませんか?

そう誤読されないよう「十分な根拠」という言葉を使用したつもりなのですが。

Posted by: 山口貴士 | November 13, 2005 at 01:21 PM

先生の意見は全く正しいと思います。

ただ正しいのですがそれはあくまで法のみに
傾きすぎた危険な考えだと思います。

最近の「とりあえずネットで吊るし上げ」
を問題の無い行動だと考え面白半分で
他人の人生を狂わせると言う風潮は非常に
由々しき事だと私も考えます。

ただ、忘れないで欲しいのは、
法律の為に人が有るのではなく
人の為に法律があると言うことです。

今回の件に関して言えば
飛鳥部氏の行動によって飛鳥部氏のファンで
すら落胆しています。三原先生のファンだけ
では無いのです、今回の件で利益を得た
人間は「仕事が楽に出来た」飛鳥部氏のみ
のように私は感じました。

飛鳥部氏のファンが悲しみ三原先生のファン
が悲しんでいるんです。

それを飛鳥部氏には全く問題が無い
と言い切ってしまうのはいかがかと思います

ただ、罪にはそれに応じた罰が有ると思うの
で、法をないがしろにして勝手に裁いて
しまうと、それは既に暴力だと思うので
先生の危惧されてることは全くその通りだと
思います。

とりあえず、現在で言えることは
日本の法は著作権に関してかなり遅れており
もう少し創作物に対するしっかりした法の
整備が必要であると考えます。

法の整備の行われていない現状では
現在の創作物に対して正しい裁きは
出来ないと思います。

おそらく先生の判断では
「ジャングル大帝」「不思議の海のナディア」
の恐ろしいまでもの模倣作品も
「法律上問題無い」と言う事になるのでは?
と推測しますが、今回の件で気になったら
上記の作品に関しても調べてみてください。

本当にしつこいですが
法律といモラルの軸は微妙にずれてると
思います、法律で問題が無ければ何を
やっても良いと言うのであれば、それは
普通の悪徳業者と同様に世間からは認知
されると理解していただきたいです。

今回の件と「スラムダンク」の井上先生への
攻撃は創作に関わる仕事をしていない人間
から見ると同様に見えますが
「法律からみた単純な本質」は両者とも
同じだと思いますが創作物としての本位
という意味で見れば全然違うと私は考えます

創作物は人の心を動かすものです
そう言った物を「法律では問題ない」と
頭から決め付け、法律の側面からしか
見ないで意見を言えばやはり、多くの人々の
反感は免れないものだと思います。

どんな仕事も一生勉強だと思います。
物事をより出来る限り正しく判断できる
素晴らしいお仕事を出来るようにこれからも
がんばってください。

それでは失礼いたします。

Posted by: フランクファーター | November 13, 2005 at 03:59 PM

著作権法は作品の批評のためにある訳ではないので
ファン感情とのすれ違いはどうしても出てしまいます。
「額に汗」「アイディアと表現」などは特に理解されにくい所だなあと
思います。

個人的には、法律家が作家の気持ちを汲むよりも
作家&出版社が著作権法の理屈を正しく理解する事が先決じゃないかと考えています
ちゃんと知っていれば無駄な訴訟を減らせるし、過剰反応も防げると思うのです

Posted by: Root | November 14, 2005 at 12:38 AM

追記ですが
法律とモラルの軸は違うと言う例として
先生が仰る通り、一連の回収、絶版に及んだ
騒動は、おそらくほとんどの場合裁判では
盗用したとされる側が勝てると私も思います。

しかし、裁判で勝っても結果として

「創作物は人の心を動かすもの」なので

裁判で勝ったとしても盗用したとされる
作家側が回収・絶版以上に大きなダメージを
受けるのはおそらく誰の目にも明らかです。

そう言う点から見ても盗用されたとされる側も
必要以上に怒っているわけでは無いですし
示談に近いこの形式で収まっているのが
盗用したとされる作家にとってはありがたい
話だと思います。

先生のお立場は著作権の有り方について
とことん追求すると言う立場のようですので
損得は別にして法廷で最後まで戦って
白黒つけて欲しいと思われるのでしょうが

先生のそのお考えをこうして公に発表されて
いる事で

もう落ち着くはずだった話に火を注ぎ
結果として飛鳥部氏等を更に追い込む形に
なっているのはご存知でしょうか?

法廷で勝つことが必ずしも
人生での勝利にはなりえない

と言う事はご承知の上ですよね?

最後に嫌味ではなく本当に先生の熱意は
伝わりましたので、多くの創作活動が育つ地盤
が日本に出来上がるようにこれからも
正しい順序と手段を見極めて活動してください

それでは。

Posted by: フランクファーター | November 14, 2005 at 04:20 AM

フランクファーター様

>(山口弁護士は)損得は別にして法廷で最後まで戦って白黒つけて欲しいと思われるのでしょうが
とあるのですが、私には、このブログがそのようなことを言っているようには思えませんが、如何ですか?
私には、いわゆる「検証サイト」のほうが「検証」などという行為で白黒をつけることを欲しているように見えますが、これについてはどうお考えですか?
むしろ、山口弁護士は、このまま今回のような事例が繰り返されていけば、本当にただの裁判合戦のみに陥ってしまう可能性、これによって多くの創作活動が育つ地盤が崩壊してしまう危険性を憂慮されて、あえてこの機会にこのような形で自らの考えを公にされているように思います。山口弁護士の見解に対してまで白黒の審判を求めるような方々が、話に火を注ぎ、結果として飛鳥部氏等を更に追い込む形になっているとはいえないのですか?

Posted by: JUPITER | November 14, 2005 at 11:06 PM

JUPITER様
揚げ足取りと言う言葉遣い
まことにすみませんでした

お互いにジャングル大帝の顛末については
知っているようですので、そうすると
ニュアンスの捕らえ方による突付きあいに
終始すると思うので、これ以上はここで
御話しするのは場違いだと思うので
終わりにしましょう。

検証サイトついては私も肯定できかねる
部分があります、その部分を山口先生に
お願いしたいと思います。

私から山口先生へ言いたい事は書いたので

私個人への意見の確認は私の方に
メールしてください。

それでは失礼します。

Posted by: フランクファーター | November 15, 2005 at 12:53 AM

クリエイター・編集者のための引用ハンドブックによる引用など多少納得できる部分も見られますが、現存する著作物を単に改変しただけ、又はそのままでどの著作物の引用・転載か不明のものが多数存在する現実をご存知でお書きになっているのでしょうか?

著作権侵害に関してあまりにも現状を知らない方の文章に見え、しかもこの文章を書いたご本人が弁護士であることも知り更にがっかりさせられました。

「類似した表現が複数個所あり」このような事実がある以上著作権侵害として批判され、それなりの罰は受けるべき事態です。

人間の経験は類似どころか同じである時はあり、これは仕方がないと思いますが、表現、絵、文章の場合は似てしまった後発者は、最低限その事実を知った場合、公開の場から取り下げるのは当然と思います。

何故なら故意に著作権を侵害するものが多い現実があるからです。


Posted by: ただの訪問者 | January 01, 2006 at 01:04 AM

検証サイトは一種の圧力ですからね。
仮定の話ですが、盗用ではない偶然の類似だった場合、検証サイトの世論誘導の所為で無実の人に「盗用者」の汚名を着せる危険性が大きいと私は思います。
また、無実であるにもかかわらず、検証サイトによる摩擦を恐れて、やってもいない事を認めて解決を図ろうとする弱い著者や出版社も存在するでしょうから。

この原書房の件とは別件ですが、ネット上には「言いがかり」または「自意識過剰」としか思えない"検証サイト"も見受けられますからね。

盗用を推奨する気はないですが、盗用の汚名を恐れて表現活動が萎縮する危険がある、と言うのは本末転倒だと私は思います。

Posted by: 匿名希望 | February 24, 2006 at 04:51 AM

要するに
『全ての箇所を過去の作品で上手く繋ぎ合わせてつじつまが合えば、1つの作品になる』
っと言うことですね、極論から言えば。

読者や視聴者を馬鹿にしてません?

Posted by: manngekyou | June 08, 2010 at 07:03 PM

When I originally commented I clicked the "Notify me when new comments are added" checkbox and now each time a comment is added I get several e-mails with the same comment. Is there any way you can remove people from that service? Thanks!

Posted by: ドルチェガッバーナ 店舗 | June 03, 2014 at 11:48 PM

Having read this I believed it was really enlightening. I appreciate you finding the time and effort to put this content together. I once again find myself personally spending a lot of time both reading and commenting. But so what, it was still worth it!

Posted by: free music downloads | April 03, 2015 at 03:49 PM

In fact when someone doesn't know afterward its up to other users that they will assist, so here it takes place.

Posted by: pof login | October 15, 2015 at 09:07 AM

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