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イスラムの預言者風刺漫画とホロコースト風刺漫画

ホロコースト風刺画コンテスト開催=「表現の自由」に当て付け-イラン紙

 【カイロ7日時事】イラン紙ハムシャハリは7日、「表現の自由の限界を試す」ため、ホロコースト(ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺)を題材にした風刺漫画のコンテストを行うと発表した。ロイター通信が伝えた。
 イスラム教の預言者ムハンマドの風刺漫画が欧州紙に掲載された問題で、各紙が表現の自由を理由に掲載を正当化していることへの当て付けだ。優秀な12作品の作者にはそれぞれ約1万7000円の賞金を出すという。 
(時事通信) - 2月8日1時1分更新

 いささかネタとしては、古いのですが、表現の自由の本質をついている事件なので取り上げました。

 私はホロコースト否定論者ではありませんし、ホロコースト否定論を初めとする歴史修正主義については批判的な立場です。しかしながら、今回、「ホロコースト否定論」を初めとする「ヘイトスピーチ」を法により禁圧化してきた西欧諸国がイラン紙ハムシャハリに「一本取られた」ことはいささか痛快に感じています。
 イスラムの預言者を風刺することを「表現の自由」の名において認める以上、ホロコーストについて否定する議論についても「表現の自由」を認めることは当然のことだと思いますし、これを否定することはダブルスタンダードのそしりを免れないでしょう。
 西欧諸国にとって、表現の自由の対立利益は、「集団の人権」ではありえず、「個人の人権」でしかありえないという表現の自由に関する原点に立ち戻って考えれば、直すよい機会だと思いますし、わが国に「ヘイト・スピーチ」規制を持ち込もうとしている人たちも、表現の自由の意味を今一度考え直して頂きたいと思うのです。

 西欧の新聞社各社は、イラン紙ハムシャハリに掲載されるであろう「ホロコーストの風刺漫画」を掲載し、報道することが出来るか。表現の自由の真価が試されるときです。

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