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【統一協会】統一協会の集団結婚 大会 安倍長官らが祝電 韓国「世界日報」報道【赤旗】

統一協会の集団結婚 大会 安倍長官らが祝電 韓国「世界日報」報道

統一協会の集団結婚(合同結婚)を兼ねた大会に安倍晋三官房長官ら自民党幹部が祝電を送っていたことがわかりました。統一協会直系紙の韓国「世界日報」が伝えました。

 この大会は五月後半に国内十二カ所で開いた「天宙平和連合(UPF)祖国郷土還元日本大会」。「世界日報」五月十四日付によると、同十三日に福岡県で開いた大会(約八千人)に、安倍氏や衆院憲法調査特別委員会筆頭理事で元法相の保岡興治氏ら国会議員七人が祝電を送りました。

 同紙によるとこの大会は、韓日男女二千五百組の合同結婚を併催。統一協会発行の「中和新聞」六月一日付も「聖水式と聖婚問答が行われました」と、それを裏付けています(聖水式は合同結婚の主要儀礼)。これについて保岡氏の地元事務所は「出席依頼があったので電報を送った」と述べ、安倍事務所は回答を拒みました。

 UPFは統一協会の偽装組織で、教祖文鮮明と妻の韓鶴子が共同総裁です。統一協会は「七代前の先祖の因縁を解放しなければならない」という“解怨献金”(一家庭七十万円)などに力を入れ、UPFはその舞台の一つ。献金で天国に入籍し、それにより平和をつくるなどとしています。

 組織の指名で相手が決まる集団結婚(合同結婚)は、文鮮明との性交で原罪を清算する(血分け)という“教義”を象徴化したもの。当初は幹部活動家向けでしたが、最近は大規模化し、「祝福感謝献金」が主目的になっているとされています。

 霊感商法対策弁護士連絡会の調べでは、昨年一年間の被害相談件数は千九百件、二十八億二千六百万円。内訳一位がこれら「献金・浄財」被害(十一億円)です。

 統一協会被害者家族の会の神保広次会長は「統一協会の伝道方法も霊感商法も違法という判決がすでに確定している。祝電はそのような犯罪集団に手を貸し、励ますものといわざるを得ない」と語っています。


霊感商法いまも
 統一協会(世界基督教統一神霊協会) 一九五四年に韓国で、五九年に日本で結成。キリスト教の聖書を曲解してつくった『原理講論』を事実上の教典とし、教祖は文鮮明。反共謀略の政治集団・国際勝共連合や、世界平和女性連合、真の家庭推進協議会、大学原理研究会、福祉をかたった訪問販売の野の花会、しんぜん会など多数の偽装組織があります。正体を隠し手相や占いを利用して接近し、洗脳的手口で信者をつくります。その手法や霊感商法などの集金活動は違法との判決が多数でていながら、それら反社会的活動をやめず、被害者が続出しています。

2006年6月13日(火)「しんぶん赤旗」
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この記事が本当だとすると、わが国の官房長官が霊感商法、違法な伝道行為を繰り返し(※)、毎年巨額の被害を生み続けている統一協会の宣伝に利用されているという意味で、非常に由々しき問題です。単なるお付き合いで祝電を送ったということも考えられますが、次期総理の有力候補の一人として、余りにも、うかつです。

(※)最高裁で複数の判決あり!→全国霊感商法対策弁護士連絡会

それよりも、文鮮明と金日成が握手してからは統一協会と北朝鮮、それに朝鮮総連はとっても「仲良し」の関係にあります。何故、対北朝鮮、対朝鮮総連強硬派の安倍晋三官房長官が北朝鮮と朝鮮総連の友好団体に祝電を送るのか、よく分かりません。

(追記①)映像はこちら→
(追記②)世界日報の元記事はこちら→
      翻訳はこっち→

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グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の公判のご案内

私が紀藤正樹弁護士らと一緒に弁護を担当している事件の公判のご案内です。インターネット上の表現の自由を巡る非常に重要な事件ですので、是非とも多くの方々に傍聴に来て頂きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


(拙ブログの関連過去ログ → お手数ですが、リンクを辿って下さい)
 【宣伝】【AERA】【文藝春秋】Google八分について【日本平和神軍】【グロービートジャパン】
 グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の公判レポート
 グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の公判の傍聴をお願いします
 グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の公判期日のご案内
 グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の期日のご報告
 グロービートジャパン株式会社(らあめん花月)の背後に蠢く影
 イオンド大学の学位商法
 グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の期日について


関連リンク

グロービートジャパン会長の異常な言動


期日のご案内
第11回公判:2006年6月12日(月)午後1:30から 第426号法廷 → 本日終了!
第12回公判:2006年7月14日(金)午後1:15から 第426号法廷 → グロービートジャパン株式会社代表取締役副社長靏見嘉弘 (鶴見嘉弘)氏に対する証人尋問を予定
第13回公判:2006年8月25日(金)午後1:15から 第426号法廷 グロービートジャパン株式会社代表取締役副社長靏見嘉弘 (鶴見嘉弘)氏に対する証人尋問を予定

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脳に言語切り替えスイッチ バイリンガルの仕組み解明

脳に言語切り替えスイッチ バイリンガルの仕組み解明

2カ国語を話せるバイリンガルの人は、言語を切り替える際に大脳の奥にある尾状核という部分が活発に働き、スイッチになっている可能性があることが京都大と英国、ドイツの研究機関などの国際チームの研究で分かり、9日付の米科学誌サイエンスに発表された。
 研究チームの国立精神・神経センター神経研究所の花川隆室長(脳科学)は「多言語を習得するための脳のメカニズムを知る第一歩になる」と話している。
 研究チームは、英語とドイツ語を話せる2グループと、日本語と英語を話せる1グループで実験。2つの単語を「違う言語」「違う意味」「似たような意味」などさまざまな組み合わせで見せ、脳のどこが活発に働いたかを調べた。その結果、言語が切り替わった時は、どのグループでも脳の左右にある尾状核のうち、左側が活発に活動していた。
(共同通信) - 6月9日11時25分更新
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私も、英語で話すときは英語で考え、日本語で考えるときは日本語で考えます。
通訳をする場合には、その都度、思考のベースになっている言語が日⇔英で入れ替わります。
「スイッチ」という説明は言い得て妙だと思いました。

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