【イオンド大学】ザ・グレート・サスケさん、広告塔にはならないでね・・・。【学位商法】
岩手県知事で惨敗を喫したザ・グレート・サスケ氏(37)が選挙から一夜明けた9日、盛岡市内で今後について〈1〉大仁田厚参院議員(49)の下で出直し修行〈2〉プロレス専念〈3〉UFO研究家として再出発、と3つの可能性を口にした。政界復帰については「ありません」と完全否定した。
〈1〉については大仁田氏の呼びかけに応じたもので「うれしい限りです」と歓迎し「岩手のためになるならやります」と快諾。〈2〉については「私は生涯プロレスラー。県議をやっている間は出来なかったことまで範囲を広げる」。〈3〉については法人の「イオンド大学」からUFOの実態を解明する「名誉教授」就任のオファーが届いており「書類に名前を書いて提出する」という。名前に「大学」とあるが文科省には認められていないという。
(2007年4月10日06時02分 スポーツ報知)
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イオンド大学は、現在、社会問題として注目されるようになっているディプロマ・ミルの典型的な一例です。
大体、イオンド大学なんていうディプロマ・ミルの名誉教授の称号をありがたがっているようでは、世間の情勢に疎いということを半ば自白しているようなもので、みっともないですし、仮にも、岩手県民の代表者であった人物が、学位販売業者の広告塔として使われるようなことがあってはなりますまい。
現在のところ、UFOが宇宙人の乗り物だという確実な証拠は存在しないようですが、将来的には、見つかるかも知れませんし、あるいは、UFOが宇宙人の乗り物ではないという結論が出たとしても、それはそれで、重要な結論ですが、UFOの研究をされるというのは、結構なことですが、研究する場(?)は選ぶべきでしょう。
(参考図書)-イオンド大学-についてより詳しく知りたい人向け。
名著です。らあめん花月のフランチャイズチェーンを展開しているグロービートジャパンの経営陣や資本関係などの背景事情にも詳しいので、そちらに関心のある方もどうぞ。
(ディプロマミル問題に関する参考サイト)
学歴汚染(ディプロマミル・ディグリーミル=米国型学位商法による被害、弊害)
ディプロマミル(学位販売業者)対策に認定校データベースを公開
(拙ブログのバックナンバー)
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Comments
どこのお国の方なんでしょ
純粋の日本人名ではないですものね
日本は外国人も政治家に、、、
政治家としてのレベルは?
gradeだけに gray度
^^:
Posted by: calwestcoast | April 11, 2007 02:48 PM