【統一協会】不安あおり印鑑販売した容疑…統一教会信者を逮捕【霊感商法】
「運気が下がる」などと不安をあおって印鑑を販売したとして、警視庁は11日、いずれも世界基督教統一神霊協会(統一教会)信者で、東京都渋谷区、印鑑販売会社「新世」社長の田中尚樹(51)、同社幹部古沢潤一郎(40)の両容疑者ら計7人を、特定商取引法違反(威迫・困惑)の疑いで逮捕した。
同庁によると、新世は販売実績や顧客情報を統一教会側に報告しているといい、同庁は同日朝から、統一教会の関連施設を捜索し、統一教会の関与についても調べを進める。
同庁幹部によると、田中容疑者らは2007年10月~今年2月、JR渋谷駅周辺で声をかけて新世の事務所につれてきた女性5人に姓名鑑定をしたうえで、「印鑑を買わないと家族が不幸になる」と不安をあおったり、長時間足止めしたりして、印鑑1本~3本を16万円~120万円で購入させた疑い。
同庁によると、同社は統一教会「南東京教区」の傘下企業で、田中容疑者が教区長に業務報告をするなどしていたことから、同庁では新世の販売活動が同教区の指示を受けていたとみている。新世については全国霊感商法対策弁護士連絡会(東京都新宿区)に、04年以降、14人から「印鑑を無理やり買わされた」などの相談が寄せられ、約840万円の被害が確認されている。
同庁は新世が00年1月~今年1月、印鑑約2000本を販売し、約7億円を売り上げたとみている。
統一教会広報部は「統一教会は営利事業をしておらず、新世とは関係ありません」とコメントしている。
(2009年6月11日14時12分 読売新聞)
-----------------------------------------
「宗教弾圧!」と叫びたいが、「無関係!」と主張しているが故に叫べないんでしょう。
統一協会側としては弁護士を立てて必死に被害者と示談をしようとするでしょう。現役信者の福本修也弁護士は大忙しではないでしょうか。示談が成立しようがしまいが、起訴するという結論になることを強く望みますが、これは、事前に警察と検察との間にどれだけのネゴが取れているかによるでしょう。
一抹の不安が残るには、公安部による捜査だということです。公安部は情報収集目的のための捜査をすることがよくあります。
もう一つの不満は、特定商取引法違反という行政法規違反による摘発だということです。霊感商法はスピリチュアルな詐欺、恐喝だと考えています。詐欺罪、恐喝罪という本来の罪状により、統一協会が立件される日が来ることを待ち望んでいます。
良い機会ですから、皆様も統一協会本部、霊感商法の総本山を見に行かれてはいかがでしょうか?
東京都渋谷区松濤1丁目1番2号に世界基督教統一神霊協会の本部ビルはあります。
宮坂ビル(東京都渋谷区宇田川町37-17)というビルがあります。ここの地下1階には、愛美書店という書店がありますが、統一協会系の書店です。統一協会関係の書籍が充実しています。
道を挟んだ反対側、トツネビルの3階には、光言社(※注 「巧言社」ではありません!)という統一協会の書籍を出版する出版社が入っています。ちなみに、ここの2階には、アップリンクXという渋い映画館がありますが、ここは統一協会とは無関係です。
トツネビルの隣には、宮坂ビル(東京都渋谷区宇田川町37-17)というビルがあります。ここの地下1階には、愛美書店という書店がありますが、統一協会系の書店です。統一協会関係の書籍が充実しており、光言社(※注 「巧言社」ではありません!)の書籍を買うことができます。宮坂ビルでは、南東京教区の研修が行われたりもしています。「新世」で印鑑を買わされた被害者の中には、宮坂ビルで研修を受けさせられた方もいたそうです。「新世」と統一協会の関係は明らかです。
霊感商法、宗教トラブル、スピリチュアル関係のご相談、情報提供は、全国霊感商法対策弁護士連絡会までお願いいたします。
The comments to this entry are closed.
Comments