平成26年12月22日 16時~ 東京地方裁判所第429号法廷
私は、事実関係については争っていませんので、何故勾留されるのかわかりません。また、証拠隠滅のおそれと言いますが、私は私の活動をはじめて以来、自分のブログやTwitter、facebook等で大々的に宣伝してきました。今更、隠滅の仕様がありません。
逃亡のおそれとありますが、私はむしろ私の作品がわいせつではないことを裁判で堂々と証明したいのです。逃亡する気など更々ありません。
付け加えますと、私は自分の体の一部にすぎない「まんこ」が何故日本では悪いもの、汚らわしいものとして嫌われ、「まんこ」という三文字を口にするだけでも怒られたりおそれられたりするのか疑問に思い、この活動をしてきました。同じ性器でも、男性の「ちんこ」はOKなのに、女性の「まんこ」はTVでタレントが口にしただけで番組降板にされる。おかしいと思います。私は自分が作品を作れば作るほど,人が生まれてくるこの場所だからこそ,むしろ大切にすべきなのに,その逆の扱いをされることに怒りを覚え,その怒りをバネに、楽しく明るいまんこ作品を作ってきました。
だから私の作品はまんこ性器をかわいくデコレーションしたものや、ジオラマを乗せた愉快なもの、iphoneカバーやボートなど、楽しく笑える作品ばかりです。そうするうちに、私の活動を応援してくれる人たちがどんどん増えてゆきました。そして,私の作品などを「わいせつ」と決めつける警察にとても驚きましたし、納得がいきません。
もう一度言いますが、私は、事実関係は全てお話ししていて、わいせつ性以外を争うつもりはありません。私は断じて証拠隠滅をすることもないし、逃げることもありません。はっきりと誓います。私は私の作品は「わいせつ」ではないという事、私の体は「わいせつ」ではないという事を裁判によって堂々と証明したいのです。
なのにこうして勾留されていることについて納得いきません。裁判官におかれては、どうか私の言葉を信じて、考えを改めて下さいますようお願いを致します。
最後になりますが、傍聴に来て下さった皆様には、お忙しい中,私の勾留理由開示を傍聴しに来て下さり、本当にありがとうございます。
註)
斜線=安藤範樹裁判官から注意を受けた。
太字=同裁判官の訴訟指揮により、「性器」と言い換えた。
下線=同裁判官からは注意なし
なお、裁判官からの注意を巡るやりとりについては、以下のツイートを参照。
https://twitter.com/asozan_daifunka/status/546941781254746112
https://twitter.com/asozan_daifunka/status/546941850989240321
https://twitter.com/otakulawyer/status/546972289586061312