カテゴリー「カルト問題(ホームオブハート)」の記事

【ご用心】ToshIを「マインドコントロール」した、教祖「MASAYA」が「TAKERU」と名乗って、活動しています。【警告】

TAKERU、初のフル・アルバム『碧き山河』をリリース

コンポーザー / シンガー・ソングライター“TAKERU”が、初のフル・アルバム『碧き山河 ~新たなる人類へ託します 何千年何万年のかなたより…~』(TKCC-0001 2,963円 + 税)をリリース。10月26日(日)より販売がスタートしています。

TAKERUこと倉渕透のホームページ いきなり音が出るので、注意! 

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TAKERU の正体は、倉渕透(本名)です。以前は、倉渕雅也、MASAYA、MARTHなどという名前を使っていました。
ToshI の「洗脳」という著書に登場します。ToshIを「マインドコントロール」した、ホームオブハートという自己啓発セミナー系のカルト団体の教祖です。

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東京地裁(平成19年2月26日判決)判決を紹介しておきます。

・判決理由抜粋
 ホームオブハートが癒しの商品やサービスを提供する会社であるかのように装って、悩みをかかえている女性に女性スタッフを接近させ、具体的な悩みの内容とその原因、経歴、家族関係その他の個人情報を聞き出し、被告MASAYA(本名倉渕透)のコンサートなどに参加させた機会に、精神医学や心理学の知識を基礎とする自己啓発セミナーのノウハウを流用して、・・不安を煽り、困惑させて、このような罠にひっかかる女性の出現を待つことを共謀していたものとみるのが相当である。
 そして、このようにして罠にひっかかりセミナーに参加するようになった女性に対しては、さらに、精神医学や心理学の知識を基礎とする自己啓発セミナーのノウハウを流用してマインドコントロールを施し、被告MASAYAの言うことを聞かなかったり、セミナーへの参加を止めたりすると、地獄のようなつらい人生を送ることになると信じ込ませ、猜疑心を持たないようにすべきこと、思考を止めるべきこと並びに所持金が底をつくこと及び借金が返せなくなることに対する恐怖感をなくすべきであることという考え方を刷り込み、被告MASAYAの指示するとおり所持金や借入金を被告ホームオブハートに支払ってくれる人間に改造していったとみるのが相当である。また、このようにマインドコントロールされた状態を維持するために、思考を停止する訓練を継続させ、フィードバックやセラピーにより被告MASAYAの言うことが正しいと思いこませ続けた。
 (このような)目的及び手法をもってマインドコントロールされた状態に照らし意図的に陥れる行為は、社会通念に照らし、許容される余地のない違法行為であることは、明らかである。
 精神医学や心理学の知識を濫用してはならないことは当然のことであって、これらの知識を濫用して他人の心を傷つけることが、およそ血の通った人間のやるようなことではないことは、論をまたないところである。他人に考える余裕や反論する余裕を与えずに、特定の考え方、価値観に基づき集団で長時間一人の相手を罵倒し続けることは、精神的な拷問に等しく、相手の心に深い痛手を永遠に残すことになるのであって、このような行為がおよそ血の通った人間のやるようなことではないことも、また、論をまたないところである。

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【ホームオブハート】TOSHI激白!香夫人との結婚は「形ばかり」、自身は「自己破産」

TOSHI激白!香夫人との結婚は「形ばかり」、自身は「自己破産」

MASAYA、ホームオブハート、トシオフィス、TOSHI本人、出山香、加田順子らが、裁判で主張してきたことが、嘘だらけであることが明らかになってしまいました。

ホームオブハート問題は大きな転機を迎えるのかも知れません。

なお、残念ながら、TOSHIがMIXIの上で述べていることが全て真実ではありません。
引用先の記事のHOH被害者のコメントをご参照下さい。

カルト事件の場合、教祖と側近の最高幹部以外、被害者である側面と加害者である側面を両方持っています。このことを忘れてはいけません。TOSHIには真実を語り、トシオフィスや自分のコンサートをきっかけとした被害者を生んだことを反省し、謝罪し、そして償いをして欲しいと思います。


<参考リンク>
【ホームオブハート】TOSHIと三輪有子とサイエントロジー【サイエントロジー】

【Toshi】【Masaya】全面的勝訴判決のご報告!【ホームオブハート】【トシオフィス】【癒しのコンサート】

【MASAYA】ホームオブハート、トシオフィス相手に控訴審でも勝訴しました。【TOSHI】【WANKU】

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【ホームオブハート関連訴訟】Veni vidi vici!【業務妨害的訴訟の破綻】

原告らの請求をいずれも棄却する。-再び、ホームオブハート関連事件で勝訴しました。

2008年12月9日付で、紀藤正樹、私(山口貴士)、ホームオブハートの被害者である山本ゆかりさん、同じく被害者のKさんを被告として損害賠償請求訴訟が提起された事件で、本日、東京地方裁判所527号法廷で判決が出されました。完全勝訴です。

訴訟を提起した原告側は弁護士も当事者も誰も出席しませんでした。敗訴を確信していたのだと思います。その意味で、ホームオブハート側が時効消滅していることが明らかな本件事件をあえて提起したことは、労力・金銭面で、他の関連事件への弁護団の戦力を殺ぐ業務妨害的事件の一貫であり、被害者への口封じ目的の不当訴訟であることは明らかだろうと思います。

なおホームオブハート全事件につき代理人が共通していますが、仮に時効消滅の理由が、訴訟提起遅延という、弁護士の怠慢によるものであるなら、弁護過誤である可能性もあります。

なおこの事件の原告は、2004年4月7日に、トシオフィス及びホームオブハートの施設から栃木県北児童相談所により一時保護された5名の児童(うち、2名は一時保護当時乳児)とその保護者3名の合計8人です。請求金額の合計は1億7000万円にもなります。

請求の理由は、紀藤正樹、山口貴士両弁護士、山本ゆかりさん、Kさんが共謀の上で、児童相談所に対して虚偽の通告を行った上で、5名の児童を「監禁」させたということ等ですが、その動機としては、XJAPANの元ヴォーカリストであるToshiこと出山利三を洗脳から解いてホームオブハートから決別させ、XJAPANに戻し、復活コンサートを武道館で行い、最後はXJAPANのメンバーであるYoshikiと抱き合うというストーリーのドキュメンタリー番組を捏造する、という企画に紀藤正樹、山口貴士、山本ゆかりさん、Kさんが加担し、Toshiこと出山利三を救出するためにメディアを使って騒動を起こし、ホームオブハートを陥れて抹殺するという計画の一環として、虚偽の通告を児童相談所に行ったという荒唐無稽な被害妄想としか言いようがない内容が訴状において臆面もなく語られていました。

まさに「でっちあげ」は、ホームオブハート、Toshiの方です。
このような訴訟に、子供たちを楯にして巻き込む感性が驚きです。彼らの属性をよくあらわしていると思います。

なお先行している東京地裁(平成19年2月26日判決)判決は、次のとおり判断していました。

・判決理由抜粋
 ホームオブハートが癒しの商品やサービスを提供する会社であるかのように装って、悩みをかかえている女性に女性スタッフを接近させ、具体的な悩みの内容とその原因、経歴、家族関係その他の個人情報を聞き出し、被告MASAYA(本名倉渕透)のコンサートなどに参加させた機会に、精神医学や心理学の知識を基礎とする自己啓発セミナーのノウハウを流用して、・・不安を煽り、困惑させて、このような罠にひっかかる女性の出現を待つことを共謀していたものとみるのが相当である。
 そして、このようにして罠にひっかかりセミナーに参加するようになった女性に対しては、さらに、精神医学や心理学の知識を基礎とする自己啓発セミナーのノウハウを流用してマインドコントロールを施し、被告MASAYAの言うことを聞かなかったり、セミナーへの参加を止めたりすると、地獄のようなつらい人生を送ることになると信じ込ませ、猜疑心を持たないようにすべきこと、思考を止めるべきこと並びに所持金が底をつくこと及び借金が返せなくなることに対する恐怖感をなくすべきであることという考え方を刷り込み、被告MASAYAの指示するとおり所持金や借入金を被告ホームオブハートに支払ってくれる人間に改造していったとみるのが相当である。また、このようにマインドコントロールされた状態を維持するために、思考を停止する訓練を継続させ、フィードバックやセラピーにより被告MASAYAの言うことが正しいと思いこませ続けた。
 (このような)目的及び手法をもってマインドコントロールされた状態に照らし意図的に陥れる行為は、社会通念に照らし、許容される余地のない違法行為であることは、明らかである。
 精神医学や心理学の知識を濫用してはならないことは当然のことであって、これらの知識を濫用して他人の心を傷つけることが、およそ血の通った人間のやるようなことではないことは、論をまたないところである。他人に考える余裕や反論する余裕を与えずに、特定の考え方、価値観に基づき集団で長時間一人の相手を罵倒し続けることは、精神的な拷問に等しく、相手の心に深い痛手を永遠に残すことになるのであって、このような行為がおよそ血の通った人間のやるようなことではないことも、また、論をまたないところである。


※ 下線は、山口によるもの。この判断は、ほぼ、2009年5月28日の高裁判決で維持されています。

これは速報です。3
【MASAYA】ホームオブハート、トシオフィス相手に控訴審でも勝訴しました。【TOSHI】【WANKU】
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Veni vidi vici! 今日は判決の日でした。

実は、訴えられていました。民事訴訟の被告でした(初めての経験です)。請求金額は何と合計1億7000万円!

このような業務妨害的な訴訟に加担した原告ら代理人(復代理人含む)弁護士は以下のとおり。

安田修 やすだ おさむ   第二東京弁護士会 大島総合法律事務所
野中信敬 のなか のぶたか 第二東京弁護士会 大島総合法律事務所
橋本幸子 はしもと さちこ 第二東京弁護士会 大島総合法律事務所

佐藤仁志 さとうひとし 東京弁護士会 新宿御苑法律事務所

遠藤一義 えんどうかずよし 東京弁護士会 芝綜合法律事務所

市河真吾 いちかわしんご 東京弁護士会 赤坂見附総合法律会計事務所

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【ホームオブハート】TOSHIと三輪有子とサイエントロジー【サイエントロジー】

X JAPANのTOSHIがサイエントロジー系団体主催のコンサートに出演するみたいです。

シプリアン・カツァリス&TOSHI 講演会とコンサート 「芸術、その無限のパワー」

●日時:2009年10月19日(月)
●場所:新宿文化センター
●主催:Valiant University INTERNATIONAL(ヴァリアントユニバーシティー)
●後援:社団法人 国際芸術文化振興会
      社団法人 全日本ピアノ指導者協会

●チケット事務局:Asia Education
  〒106-0031港区西麻布2-26-7 www.acinos.info
  Tel:03-6410-6058   担当:松尾、奥山

●振込先:三井住友銀行 麻布支店 普通口座1122929
       名義人 Asia Education代表 三輪有子
●お申込みフォームはこちら

Valiant University INTERNATIONALは、サイエントロジーの関連団体です。当然、代表の三輪有子氏(ラジオ日本「三輪有子の幸せへの道」 のパーソナリティー)もサイエントロジーと深~く、関わっている方です。

TOSHIは、三輪有子さんのラジオ番組であるラジオ日本「三輪有子の幸せへの道」 にも出演したこともあります。

ホームオブハートの次は、サイエントロジーなのでしょうか?

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【MASAYA】ホームオブハート、トシオフィス相手に控訴審でも勝訴しました。【TOSHI】【WANKU】

2009年5月28日 午後1時15分~ 511号法廷 東京高等裁判所第7民事部

全面勝訴!一審判決よりも損害賠償額が増えました!

☆(認められた賠償額)
  控訴人らは、被控訴人に対し、連帯して1580万6129円(第一審は、1543万3508円)及びこれに対する平成15年1月27日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え

○(原告/被控訴人)勝った方!
  ホームオブハートの元セミナー生

●(被告/控訴人) 負けた方!
  MASAYAこと倉渕透(MARTH
  株式会社トシオフィス(XJAPANヴォーカリスト、TOSHIこと出山利三が代表取締役)
  出山香(守谷香、WANKU、TOSHIこと出山利三の妻、株式会社トシオフィス取締役)
  株式会社ホームオブハート
  加田順子(株式会社ホームオブハートの代表取締役)
  桃井多賀子(株式会社ホームオブハートの代表取締役)

(過去記事)
【Toshi】【Masaya】全面的勝訴判決のご報告!【ホームオブハート】【トシオフィス】【癒しのコンサート】

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【Toshi】【Masaya】控訴審MASAYA尋問期日のご案内【ホームオブハート】【トシオフィス】【癒しのコンサート】

東京高等裁判所において、MASAYAこと倉渕透の尋問が行われます。

日時:2008年12月9日 午後2時~4時
場所:511号法廷 ⇒ 地図


<参考リンク>
【Toshi】【Masaya】全面的勝訴判決のご報告!【ホームオブハート】【トシオフィス】【癒しのコンサート】
↑ ↑ ↑ ↑
今後尋問が行われるのは、この事件の控訴審です。

【Toshi】【Masaya】控訴審第2回期日のご案内【ホームオブハート】【トシオフィス】【癒しのコンサート】

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【Toshi】【Masaya】控訴審第2回期日のご案内【ホームオブハート】【トシオフィス】【癒しのコンサート】

【第2回口頭弁論期日のご案内】
日時:2007年8月2日 午後3時から
場所:東京高等裁判所810号法廷 
  ※東京高等裁判所は東京地方裁判所と同じ建物の中にあります。


【第1回口頭弁論期日のご報告】

★☆★☆MASAYAこと倉渕透が法廷に初登場しました★☆★☆

○MASAYAこと倉渕透は、裁判所に提出する陳述書において、その経歴ですら平然と偽った内容を書いて提出できるような人みたいです。
○MASAYA本人尋問の申請もなされています。第一審では申請すらもなく、陳述書も結審間近まで提出されなかった。
○MASAYAが法廷で供述する姿が見られるかも知れません。

★☆★☆MASAYAこと倉渕透が法廷に初登場しました★☆★☆

Toshiは姿を見せていませんが、加田順子と出山香も控訴人の席に座っていました。
他には、ブーちゃんマンとToshiのマネージャーである根本和明が傍聴席に来ていました。

<参考リンク>
【Toshi】【Masaya】全面的勝訴判決のご報告!【ホームオブハート】【トシオフィス】【癒しのコンサート】

【Toshi】【Masaya】控訴審第2回期日のご案内【ホームオブハート】【トシオフィス】【癒しのコンサート】

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【Toshi】【Masaya】控訴審第1回期日のご案内【ホームオブハート】【トシオフィス】【癒しのコンサート】

控訴審第1回口頭弁論期日

【日時】2007年5月29日午後3時
【場所】東京高等裁判所810号法廷

第1審東京地方裁判所第13部判決の内容については、拙ブログの過去ログをご参照下さい。

【Toshi】【Masaya】全面的勝訴判決のご報告!【ホームオブハート】【トシオフィス】【癒しのコンサート】


今回の東京地方裁判所の判決は、自己啓発セミナーによる消費者被害については初の判決です。

自己啓発セミナーによる被害の救済を図る上で、実務上多いに参考となる判決であると言えるだけではなく、詳細な事実認定の積み重ねを通じた上で、ホームオブハートによるマインドコントロールシステムを解明し、マインドコンロールの利用が違法行為になることを正面から認定したという意味で、今後、カルト的な団体による被害の救済を図る上でも、重要な先例となる裁判例であると言えます。

被告らは、全員が控訴をしてきました。

トシオフィス、出山香は2007年3月7日に控訴をし、それ以外の被告は、2007年2月27日に控訴をしています。控訴をした者は、民事訴訟規則182条で定められているとおり、控訴した日の翌日から50日以内に控訴の理由を具体的に主張しなくてはなりません(普通は、控訴理由書を提出します)。

 判決直後の被告らのコメントは勇ましかったです。

 曰く、

○「偏見に基づいた判決。マインドコントロールの事実はない」
⇒2007年2月27日 読売新聞東京版朝刊 ホームオブハートの代理人弁護士(伊藤芳朗)のコメント

○「判決内容は事実無根だ」
⇒2007年2月27日 読売新聞東京版朝刊 トシオフィスの広報担当者のコメント

○「(原告側の)紀藤(正樹)弁護士が虚偽に基づき捏造した冤罪事件であり、大変な問題であり、犯罪であると認識しています」
⇒2007年3月16日 週刊朝日161頁 Toshiのコメント

○「あまりにも真実とまったく違う判決が出たことに対し、憤りを越えて、愕然としてあきれ果てております」
⇒トシオフィスの公式ホームページ上のコメント

○「直ちに控訴する。事実ではない認定で判断された不当な判決です」
⇒2007年2月26日共同通信が配信した、ホームオブハート代理人弁護士(伊藤芳朗)のコメント

当然、弁護団としては、この画期的な判決を維持させるべく、全力を挙げるため、被告らが如何なる主張と証拠を以って第一審判決の破棄を求めるのかを待ち受けていました。

ところが、現在に至るまで、被告らからは、控訴理由書が提出されていません。控訴直後のあの勢いはどこへ言ってしまったのでしょうか?

2007年5月21日更新!
5月18日にホームオブハートらからは控訴理由書が提出されましたが(札幌出張中のため、確認が遅れました)、トシオフィス、出山香からはまだ提出されていません。
あと、ホームオブハートらの代理人として、新しく、芝綜合法律事務所遠藤一義弁護士が加わりました。

2007年5月25日更新!
トシオフィス、出山香からは、控訴理由書がまだ提出されていません・・・・。
そういえば、この人たちは、第一審のときも、最終準備書面を出していないんですよね。
⇒2007年5月25日訂正(>_<) 一応、最終準備書面は出していました。
出すべき書面も出さずに、判決の結果をののしる・・・・。不思議かつ不真面目な連中ですね・・・・。

2007年5月28日更新!
今日、トシオフィス、出山香からは、控訴理由書(5頁)が提出されました。
弁護団にニューフェースが加わったようです。大島総合法律事務所安田修弁護士、野中信敬弁護士のご両名です。

2007年5月29日更新!
トシオフィス、出山香からは、午後0時過ぎになって、控訴理由書(2)が提出されました(18頁)。大島総合法律事務所安田修弁護士、野中信敬弁護士の両名が作成された書面のようです。

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【Toshi】【Masaya】全面的勝訴判決のご報告!【ホームオブハート】【トシオフィス】【癒しのコンサート】

(判決日時)2007年2月26日 午後1時10分
(場所)東京地方裁判所611号法廷
(担当部)民事13部

(原告)ホームオブハートの元セミナー生
(被告)株式会社ホームオブハート
     株式会社トシオフィス(代表取締役 元XJAPANのボーカルToshiこと出山利三)
     MASAYAこと倉渕透(※)
     加田順子 ホームオブハートの代表取締役
     桃井多賀子 ホームオブハートの代表取締役
     出山香 出山利三の戸籍上の妻/トシオフィスの取締役
(被告代理人弁護士)
●トシオフィス関係 
冨田秀美(赤坂見附総合法律会計事務所
松村博文(赤坂見附総合法律会計事務所
河井匡秀(河井匡秀法律事務所)(元は赤坂見附総合法律会計事務所
藤川綱之(藤川綱之法律事務所)(元は赤坂見附総合法律会計事務所
上田裕介(赤坂見附総合法律会計事務所)  市河真吾(赤坂見附総合法律会計事務所
吉川愛(赤坂見附総合法律会計事務所

●ホームオブハート関係
佐藤仁志(新宿御苑法律事務所)

(ホームオブハートの取材窓口/広報担当)
伊藤芳朗弁護士(クレスト法律事務所)03-3263-7182

(主文)被告らは、原告に対し、連帯して1543万3508円及びこれに対する平成15年1月27日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え

(画期的な認定)
① ホームオブハートによるマインドコントロールシステムを解明し、マインドコンロールの利用が違法行為になることを認定した
② 自己啓発セミナーによる消費者被害については初の判決
③ ホームオブハート、MASAYAこと倉渕透、加田順子、出山香は、セミナー生の財産の全部をホームオブハートに提供させるだけではなく、セミナー生の借り入れ限度額まで借り入れをさせて、その全額をホームオブハートに提供させることを企てていた。
④ ホームオブハートのセミナーにおける集団リンチを認定した。

(MASAYAこと倉渕透に対する鋭い指摘) New! New! New! 2007.3.01
「また、本件の争点に照らし、被告倉渕の当事者尋問申請がないのは不可解であるというほかはなく、そのような事情の下で反対尋問を経ていない被告倉渕本人の陳述書を事実認定に用いることは不相当である。よって、被告倉渕本人の陳述書(乙イ61)は採用することができない」
⇒ ホームオブハート側は、MASAYAこと倉渕透自身が法廷において言い分を述べる機会を求めることすらしなかったということです。確かに、不思議です・・・。


(裁判所による断罪!)
 ●(1)に記載したような目的及び手法でもってマインドコントロールされた状態に他人を意図的に陥れる行為は、社会通念に照らし、許容される余地のない違法行為であることは、明らかである。
 精神医学や心理学の知識を濫用してはならないことは当然のことであって、これらの知識を濫用して他人の心を傷つけることが、およそ血の通った人間のやるようなことではないことは、論をまたないことである。他人に考える余裕や反論する余裕を与えずに、特定の考え方、価値観に基づき集団で長時間一人の相手を罵倒し続けることは、精神的な拷問に等しく、相手の心に深い痛手を永遠に残すことになるのであって、このような行為がおよそ血の通った人間のやるようなことではないことも、また、論をまたないところである

●ホームオブハートの属性について
 「被告ホームオブハートのような反社会的集団」 ← 裁判所により「反社会的集団」として認定!
●ホームオブハートのセミナーについて
 「精神医学や心理学の知識を濫用したり、他人を意図的にマインドコンロールされた状態に陥れる行為が著しく反社会的な行為であることは言うまでもない。」
 「・・・(略)・・・精神的な拷問に等しく、半永久的に被害者の心に深い痛手を残すことになり、これまた、極めて非人間的な行為であるというほかはない。」

(主な認定/特に、Toshiこと出山利三の主張に関する関係)⇒Toshiの主張はことごとく排斥されています。
① MASAYAこと倉渕透がホームオブハートの実権者、絶対的な指導者である
② トシオフィスは、ホームオブハートに隷属しながらも、その実施するコンサートや自己啓発セミナーについては、参加者の募集、スタッフの派遣などの業務を分担し、共催者とも言うべき立場にあった
③ ホームオブハートのセミナーにおいては、集団的な恫喝、暴言、暴力が行われていた
④ Toshiこと出山利三と出山香は、MASAYAこと倉渕透及びホームオブハートのセミナーに心酔しており、第三者から見たときは、MASAYAこと倉渕透のマインドコントロールにかかっているのではないかと見えるような状態であり、MASAYAこと倉渕透の指示を絶対的なものとしてこれに服従していた
⑤ Toshiこと出山利三は、トシオフィスの収入の大部分をホームオブハートに送金しており、その名目として、通常では考えられないような高額のセミナー受講料などを用いていた
⑥ 出山香は、平成13年ころから出家して、那須にあるホームオブハートの施設に住み込んでいた
⑦ 出山香は、実質的にはセミナー主催者側(ホームオブハート)のスタッフの仕事をしていた
⑧ ホームオブハートのセミナー実施は、トシオフィスの業務そのものであった
⑨ トシオフィスは、ホームオブハートの営業と広報を担当する一部門としての機能を有していた。
⑩ セミナーでは、子どもに対する激しいフィードバックも行われていた
⑪ MASAYAこと倉渕透の「学校はエゴのとんでもない連中がいる危険な場所である」という考え方に基づき、義務教育年齢の児童であったも学校に通学させてはいなかった
⑫ セミナー開催時には、子どもが重労働に従事させられていた
⑬ ホームオブハートの施設内における共同生活の実態は、外部の第三者の目からは、一夫多妻の家族のように見えるようなものであった。

この判決を受けて、まだ、ホームオブハートにとどまっている関係者の方々が一日も早く目を覚まして、社会復帰されることを強く望みます。言動を見る限り、ホームオブハートを全面的に信じておられるとしか思えない、伊藤芳朗弁護士については、まあ、どっちでもいいですが、一応は同業者ですし、良くも悪くも知名度のある方ですし、その不見識は、弁護士というプロフェッション自体の信用にもかかわりかねないので、なるべく、目を早めに覚まして頂くに越したことはないなあ、という程度には考えております。


(関連リンク)
【ホームオブハート】傍聴のご案内【被告本人尋問】+【仮差押のご報告】
【ホームオブハート】傍聴のご案内【被告本人尋問】

ふるさとの木 (株式会社ホームオブハートの公式ページ)
Toshiオフィシャルサイト~癒しのコンサート(株式会社トシオフィスの公式ページ) → 癒しのコンサート、詩旅の案内、反論(誹謗中傷?)等が掲載されています。
岩盤ストーンスパ癒処「沙羅癒」 → ホームオブハートのスタッフが代表者と役員になっている株式会社ヒーリングワールドが経営。
小さな木(岩盤浴)& Westの絵てがみ教室(「小さな木」を経営する会社。ホームオブハートのセミナー受講者/支持者でMASAYAの関係者が経営。)
HOHとToshi問題を考える会
弁護士紀藤正樹のLINC/ホームオブハートとToshi問題を考える
ホームオブハートの水商売
自己啓発セミナー対策ガイド ホームオブハート事件データ集
悪徳商法マニアックス? ホームオブハート裁判に行ってきました
悪徳商法マニアックス? ホームオブハートの証人尋問予定
酔うぞの遠めがね ホームオブハート裁判

(参考リンク)
日弁連の意見書「反社会的な宗教的活動にかかわる消費者被害等の救済の指針」
霊感商法の実態(被害弁連=全国霊感商法被害対策弁護士連絡会の公式ホームページ)
日本脱カルト研究会(JSCPR) → 今度理事になりました。
International Cultic Studies Association (ICSA=旧AFF)(カルト的な集団に関する研究団体の公式HP、英語サイト)
北海道大学大学院 櫻井教授のHP → カルト問題について社会学的な書かれた論文などを読みたい方へ なお、最近のご著書は名著です
自己啓発セミナーに関する情報 → JSCPRでご一緒させて頂いている小久保先生のサイトです。
消費者問題としての自己啓発セミナー ブログ 自己啓発セミナーの問題を消費者問題として捉える視点には、賛同します。

なお、「カルト」=「熱狂的な」というくらいの意味で使用しています。

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【ホームオブハート】傍聴のご案内【被告本人尋問】+【仮差押のご報告】

<期日>
7月31日(月)午後1時10分~ 東京地方裁判所  611号法廷(民事13部損害賠償請求事件)

<内容>
(1)被告出山香氏 (Toshiこと出山利三の妻/トシオフィス取締役)に対する反対尋問
(2)被告株式会社ホームオブハートのスタッフである鈴木某氏に対する主尋問と反対尋問が予定されています。


(その他)
株式会社ホームオブハートの所有する不動産に対して、2005年12月28日付と2006年2月16日の2回にわたって、東京地方裁判所から仮差押命令が出されました。

2005年12月28日の仮差押の決定に対し、株式会社ホームオブハート側は保全異議を申し立てたのですが、申立人からの反論に対して、ホームオブハート側は再反論をすることが出来ず、2006年3月15日付で保全異議を取り下げています(事実上、ギブアップしたと理解してもよいかと思います)。

仮差押えされたのは、栃木県那須塩原市内の「松田賀江ふるさとの木美術館」、那須ハイランド本社等の不動産で、勝訴した暁には、競売にかけ、債権を回収する予定です。

(関連記事)
【ホームオブハート】傍聴のご案内【被告本人尋問】

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