【イベント告知】「同人誌と表現を考えるシンポジウム」【再掲】
同人誌と表現を考える 19日にシンポジウム
ネットなどを通じて一般に広がってきた漫画やアニメの同人誌と自由な表現の関係を探るシンポジウムが19日、東京・東池袋で開かれる。精神分析医、斎藤環氏や評論家、藤本由香里氏をはじめ、弁護士、同人誌を扱う書店、国内最大の即売会「コミックマーケット」の主催者らがパネリストとして参加、幅広い議論が行われる。
同人誌はアニメや漫画のパロディー作品が多く、性的な表現も少なくない。これまでは即売会などで一部のファンやマニアの間だけに流通していたが、ネットの普及などで誰でも簡単に入手できるようになり、規模は年々、拡大している。
シンポジウム開催の背景には、警察庁がもうけた「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」が昨年12月にまとめた最終報告書がある。同研究会は漫画やアニメ、ゲームの子供への有害性を議論、「子どもを性行為等の対象とする」漫画に、これまで黙認されてきた同人誌も含め、制作者の自主規制の必要性を訴えた。
こうした現状を受け、各地の即売会主催者で構成する「全国同人誌即売会連絡会」などが中心となり、シンポジウムを企画。同人誌の一般化とともに生じてきた問題や、表現のあり方などをテーマに議論する。同連絡会としては初めて試みで、同人誌関係者に広く参加を呼びかけている。
「同人誌と表現を考えるシンポジウム」は「みらい座いけぶくろ」で。午後1時半開場。入場無料(予約不要)。問い合わせは、ガタケット事務局内「即売会連絡会」(電)025・286・3801。
(2007/05/15 08:24) 産経新聞
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折角、産経新聞が取り上げてくれたので、再度の告知をします~。
主催:「同人誌と表現を考える会」
後援:全国同人誌即売会連絡会、COMIC1準備会、日本同人誌印刷業組合
○日時:5月19日(土)13:30~開場 ~16:30終演予定
○場所:みらい座いけぶくろ(豊島公会堂) 東京都豊島区東池袋1-19-1
http://www.toshima-mirai.jp/center/a_koukai/
○申込:事前予約不要(直接会場へおいでください)
○料金:入場無料
○パネラー(順不同・敬称略)
・伊藤剛 (マンガ評論家/武蔵野美術大学芸術文化学科講師)
・斎藤環 (精神科医)
・永山薫 (マンガ評論家)
・藤本由香里 (編集者/評論家)
・三崎尚人 (ライター/同人誌生活文化総合研究所主宰)
・望月克也 (弁護士…松文館裁判弁護人)
・武川優 (日本同人誌印刷業組合)
・鮎澤慎二郎 ((株)虎の穴)
・川島国喜 ((株)メロンブックス)
・市川孝一 (コミックマーケット準備会/COMIC1準備会)
・坂田文彦 (ガタケット事務局)
・武田圭史 (赤ブーブー通信社)
・中村公彦 (コミティア実行委員会)
○本件に関するお問い合わせ
〒950-0923 新潟県新潟市姥ヶ山2-10-11 ガタケット事務局内
「同人誌と表現を考えるシンポジウム」係 (TEL 025-286-3801)
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僕自身は、出張があり、出席できないのですが(この記事も千歳空港から札幌市内に向かうエアポート快速の中で書いています)、関心のある方は是非、ご参加下さい。
望月克也弁護士は、虎ノ門総合法律事務所時代の先輩弁護士で一緒に松文館事件を担当してきた人です。
パネラーの中で多分、唯一の「非業界人」(^ _ ^ ;)なので、気圧されずに頑張って欲しいと思います。